昭和58年2月に創業した弊社は、数多くのクライアント様に支えられ、今日まで実績

を積み重ねてまいりました。

創業当時は、まだビデオソフト制作等の名称も一般に認知されておらず、会社設立

の為、公証人役場に行った際にも、「それは何ですか」と尋ねられた程でした。

屋外収録では、最大20分間収録できるUﾏﾁｯｸというビデオテープを、3/4インチのポ

ータブルビデオデッキに挿入し、ビデオカメラとケーブルで繋ぐセパレート型。

今日の様に、安価で高画質という選択肢は無く、三脚を含んだ1セット価格はおよそ

￥10,000,000。当時、「メルセデスベンツが買えちゃうよ」とよく言われたものです。

ですから我々などに買えるはずもなく、1日およそ￥100,000程で借りてました。

三脚を含めると総重量も25Kｇ程ありましたので、3人体制が主でした。

今日では女性カメラマンも多々活躍しておりますが、当時は鉛のバッテリーも重かっ

たので、カメラマンは肉食系ガッシリ型が多く、男社会そのものでした。

やがて、一体型のベータカムになって機動性が増し、DVCAMやDVC-PROが出て、

長時間記録も可能になりました。

デジタル技術の急速な進歩とハイビジョン化に伴い、ビデオテープからファイルベー

スへと移行し、HDCAMによるENG収録以外では、ビデオテープは消えつつあります。

今日、誰もがボタンを押すだけで、そこそこの動画を撮れる時代となりました。

他業種の方がデジタルビデオカメラとPCを持ち、サイトを立ち上げればプロ？

素人との境が明確で無くなった時代ですが、プロとしての誇りと自覚を持ちながらも

、皆様に喜んでいただけますようスタッフ一同が切磋琢磨し、少しでもお役に立てれば幸いです。